2021年10月30日土曜日

Stitching Clamp

5年ほど前から使用中のStitching Clampです。
革を縫う際に、斜めにして両足で挟んで使用します。
慣れるととても使いやすい道具です。
80年ほど前の品ですが、形状の狂いもなく状態は極めて良好。
制作時の大切な相棒です。

フランスのアンティークショップから購入。
当時のVergez-Blanchard製じゃないか?と思ってます。

全長:102cm

2020年5月30日土曜日

VACCHETTA800(イタリア製)入荷

輸入代理店よりVACCHETTA800が入荷しました(画像右側)。

画像の左は現在使用中の革で、右は最近入荷した革です。
どちらも同じVACCHETTA800(シボ革)ですが、製造時の加減や革質の違いで
まったく違う表情を見せてくれます。
昔ながらの製造方法をかたくなに守っているタンナーだからこそ生まれる革の個性です。

画像左はスムーズレザーに近い感触でVACCHETTA800の中でもとてもめずらしい仕上がりです。
しばらくはこのスムーズレザー的なVACCHETTA800を使う予定でしたが、
次回の長財布は、新しく入荷した革(画像右)を使うことにしました。
細かなシボの表情を活かした造りにする予定です。

2020年5月14日木曜日

シボの浅いVACCHETTA800

とてもシボの浅い状態のVACCHETTA800(イタリア製)です。
実は、この表情の革はけっこう気に入ってるんです。
しばらくは、この革での長財布制作となります。

通常はもっとシボ模様が深くはっきりしていますが、現在使用しているVACCHETTA800はスムーズレザーに近い感触の革です。
昔ながらの製法を守って作られている革ですので、シボの出方など個々の表情にはかなり違いがあります。
長財布制作時は、その表情の違いをできるだけ活かしてカットするように気を使っています。
実は、最初のカット時が一番神経を使います。
その後の工程でどれほど注意をはらっても、最初のカット時に失敗すれば商品になりません。
そういうところは、フルオーダーの紳士服と似てますね。

現在のところ、イタリアからの輸入の目途が立っていないと輸入代理店の方から聞いています。
jinen designもVACCHETTA800の追加オーダーをしていますが、まだ入手できていない状況です。
イタリアの経済活動が一日も早く回復するのを願っています。
(5月15日現在、イタリアからの輸入が再開したとの連絡が入りました!)

2019年6月13日木曜日

より彫り深く


最近のネコfaceは、彫りが深くなっています。
浅めのもスッキリしてていいですけど、しばらくはこの調子で・・・。
猫目は、ピスタチオ・グリーンeyes。

2019年3月5日火曜日

ちょっとだけ彫りを深く


最近のネコfaceは、以前よりわずかに彫りが深くなっています。
ネコ耳あたりから額部分は特に。
猫目は、モスグリーンeyes。

2018年10月24日水曜日

黒猫の長財布

パープルeyesの「黒猫の長財布」。
表革は、VACCHETTA800(イタリア)です。
この角度だと、口元のレリーフの高さがわかりやすいかと・・・?

2018年9月27日木曜日

iphone用スリーブケース


iphone Xs max用のスリーブケース(私物)です。
フロントは、キモノ合わせになっています。
iphone本体への圧力が弱いためスレ傷がつきにくいデザインです。
革はドイツ製。
2枚合わせの総表革仕様。
折りたたんで2枚合わせにしていますので、出し入れ口の縁に柔らかい丸みが出ています。
通常の蜜蝋を焼き込んで造るコバとは一味違いますね。